さまざまな機器の
測定データを
スマートフォンへ安全、
簡単に転送
スマホにマイクとスピーカーがある限り、10年後のモデルでも使える
TrustSound®️の音波通信は、データを人には聴こえづらい高周波の音として発信し、スマートフォンなどのデジタル機器にデータを送信できます。NFCやBluetoothなどの一般的な近接通信技術と違い電波を使わないため、医療・介護現場や工場等をはじめとする施設内での電波干渉などの心配がなく、また、ハードウェアとしてはスピーカーや圧電素子、マイクがあれば使用できるため、スマートフォンなどのモデルチェンジによる技術仕様の変更に振り回されることなく、長期にわたって仕様対応が不要なソリューションを構築頂けます。さらに音波通信はペアリングや通信初期設定といった操作が不要なため、スマートフォンや機器の通信操作等に不慣れな人でも簡単にかつスピーディにお使いいただけます。
音がでるデバイスなら、
そのまま通信機能を
追加可能なケースも*
コネクト
より低いハードルで
開発プロセスも大幅に短縮
「TrustSound®️コネクト」では、TrustSound®️の音波通信を、専用の部品を使わずに実装できるよう仕様を拡張しました。体温計や血圧計などのヘルスケア用機器やデジタル測定器の中には、お知らせ機能として音を出すことのできるものが多くあります。TrustSound®️コネクトはそうした音を発する部品をそのまま活用して、すでに開発済みのデバイスであっても「あとから」音波によるデータ発信機能を追加できます。
これまでの設計を変えずに済む場合、たとえば通信のためにBluetoothを新たに実装するといったケースに比べ、デバイスの開発プロセスが大幅に短縮でき、より早く製品を市場に送り出すことができます。またBluetoothのような電波を使用しないため、法規対応や事務対応などの製品審査・承認期間の短縮化につながります。
事例記事※(他社)はこちら ※TrustSoundコネクトを利用した事例ではありません
医療・介護系機器の例
音通信でバイタルデータを送信測定機器の例
音通信で測定器データを送信なら、
専用SDKで
スマホアプリに
音波通信をカンタン実装
TrustSound®️は、(株)スマート・ソリューション・テクノロジーが独自開発した音波通信技術です。音波データを受け取る側のスマートフォンアプリには、専用の開発キットであるTrustSound®️ SDKをご利用いただくことにより、アプリケーションへの音波通信機能の実装が容易にできます。
ペアリング・ 通信初期設定 |
必須 |
不要 |
---|---|---|
法規対応・ 事務対応 |
多い |
不要〜少ない |
組み込みコスト | 高い |
低い |
通信技術仕様の 継続対応 |
必須 |
不要 |
TrustSound®️および関連技術・サービスについての詳細は、こちらのサイトもぜひ覧ください。
マイコン向け
音波通信SDK TS-E1
「TrustSound®️ 」を搭載した「TS-E1」は、マイコンと圧電素子等の発音部品から機器のデータを自由に送信できるSDKです。データ通信を行うための無線チップの搭載が不要なため、データ送信機能を低コストに実装できます。
主な機能
- 圧電素子等の発音部品から音波でスマートフォン等にデータを送信
- 様々な機器で多用されている圧電素子を矩形波駆動で動作
- CPUクロック周波数の精度や偏差に合わせて音波通信周波数帯域の設定が可能
- ペイロード:1~77 byte
- 通信距離:数cm~数m (機器の音量や周囲環境音による)